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福原云外 億劫須萸 直筆 掛軸 [77673730]
商品詳細
福原云外書 直筆
億劫須萸(おくこうしゆゆ)
箱書有
本紙大きさ
30.5×36cm
全体の大きさ
118×55.5cm
表からは、裂には、染み汚れは見られません。
ただ、本紙、裏側の和紙には染みがあります。写真にて御確認下さい。
箱にも染みが見られます。
高知市役所庁舎に福原云外の手による「高知市役所」の碑があります。
地元の方には、特に貴重な書だと思います。
億劫須萸の文句が大変、今の時節にぐっとくる言葉です。
上記の事ご理解頂ける方、是非、どうぞよろしくお願い致します。
下に億劫の意味と福原云外先生の略歴を書いております。
億劫(おくこう)も須萸(しゆゆ)も、時間のことである。
億劫が、宇宙的なほどにかぎりなくながい時間であるのに対し、
須萸はほんの寸刻を意味する。
「億劫須萸」(おくこうしゆゆ)とは、おそらく真理は両義性にあるということらしい。
『億劫相別レテ、須萸モ離レズ。尽日相対シテ、刹那モ対セズ』
まず、二人対座している情景を思いうかべねばならない。
二人は何億年も別かれているのだが、しかししばらくの間さえ
離れていないというのである。
双方が法(真理)の中に溶けてしまえば、いつも会っているのと同じだということだろう。
べつな二人がいることを想像しなければならない。
この一対はひねもす相対座していながら、じつは一瞬といえども相対していないのである。
真理を共有していないために、
ただかりそめに会っているにすぎない。
億劫と須萸という絶対矛盾が“しかも離れていない”という
自己同一を生むのである。
福原云外(本名・邦任)
1916~2009年仁淀川町池川生まれ。高知師範学校で川谷横雲に師事。
山崎大抱、高松慕真の指導を受け46年の第1回県書展で特選。
手島右卿が創設した独立書人団の創立会員。書道芸術院無鑑査。
66年の第20回県展で無鑑査となり、審査員も務める。
県展功労者。91年県文化賞。
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商品の状態 | やや傷や汚れあり |
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